様々なサイズやカラーを合わせて、オリジナル収納をカスタマイズできるスイス発のモジュール家具「USMハラー」。
クロムメッキのスチールを枠組みに、発色のよいパネルを組み合わせた外観は、高級感があり魅力的です。
とはいえ、12万~32万円と手軽に購入できる金額ではありません。
そこでおすすめなのが、価格を抑えたリプロダクトや類似品です。
そこで本記事では、USMハラーのリプロダクトや類似品の実態を探っていきます。
USMハラーについて

USMハラーの正規品は、1885年創立のスイスの家具メーカーUSMのもの。
オーダーメイドで、サイドボード・ローボード・テレビボード・ワゴン・キャビネット・テーブルなど様々なモデルをオーダーできます。
ディテールの質の高さ、歴史の深みは正規品ならでは。
FLYMEeでは、組立て済みかつ短納期でお届けできる商品が販売されています。

USMハラーのリプロダクトはあるのか?
結論から言うと、USMハラーのリプロダクトはありませんでした。
USMハラーは、販売から50年を経過しており、意匠権の期限が切れているのでリプロダクトとして復刻可能です。
しかし、正規品の高品質な作りとデザインは、簡単に模倣できるものではなく、リプロダクトととして簡単に製造できないのです。
そのため、USMハラーの正確なリプロダクトは存在しません。
USMハラーの類似品は存在する

USMハラーのリプロダクトは存在しませんでしたが、USMハラーを彷彿とさせる類似品はありました。
インテリアショップBranchpointの”FLAT Module Rack”です。
シンプルさを追求したデザインのモジュールラックで、USMハラーに類似したデザインが特徴です。
サイドボードやキャビネットなど全7種類のモデルがあります。
一列タイプ




2列タイプ


テレビボード

レビュー投稿で1年間の保証があるのも嬉しいポイント。
予算を抑えたいならおすすめです。
USMハラーの類似品レビュー
実際に類似品を購入したのでレビューしていきます。
購入したのは、FLAT Module Rackの1×2タイプ。

コンパクトな梱包で届きました。

段ボールを開けると、緩衝材でしっかりと梱包されています。

付属品を見ていきましょう。
リプロダクト(類似品)は、低価格でデザイン性が高いですが、組み立てが必要です。

それでは、組み立てていきます。
説明書は日本語で詳細に書かれていました。

フレームは、ネジを使って簡単に組み立てることができます。

パネルは、フレームにパチッと気持ちよくはめることができました。

最後のドアをはめる部分は少し苦戦。
1人で組み立て、かかった時間は1時間ほどでした。
ネジを緩めに入れ、最後に電動ドライバーでしっかり固定するとスムーズに組み立てられます。

設置してみると、高級感がありUSMハラーのよう。
本をゆとりをもって収納できます。

色味は、購入前に見た画像の印象そのままで、奇麗な発色でした。

扉を閉めるときは閉まる直前でゆっくりとなり、音を立てることなく安全で実用的。

取っ手部分も高級感があります。

組み立ては少し大変でしたが、納得のプロダクトでした。

USMハラーのリプロダクト(類似品)のデメリット
実際に使用してみて感じた、USMハラー類似品のデメリットをご紹介します。
類似品とはいえ、安い値段ではないので、把握しておきましょう。
品質は劣る
USMハラーの正規品と比べると品質は劣ります。
組み立て式なので、完成品が届くUSMハラーと比べるとどうしても心もとないです。
また、USMハラーと比べると、ドアの開きが少し重いと感じました。
保証期間が短い
USMハラーの正規品は2~3年の保証期間があるのに対して、類似品は長くて1年です。
また、今回購入した類似品は、レビュー投稿で保証1年という条件付きなので注意が必要です。
長期の保証が欲しいなら、USMハラーのほうが良いでしょう。
バリエーションが少ない
USMハラーに比べてバリエーションが少ないです。
USMハラーは豊富なカラーから、サイドボード・ローボード・テレビボード・ワゴン・キャビネット・テーブルなど様々なモデルをオーダーできます。
類似品は3色で7種類のタイプしかありません。
豊富なタイプがないのは、類似品のデメリットです。
【まとめ】USMハラーリプロダクト(類似品)でインテリアを楽しむ
今回は、USMハラーのおすすめリプロダクトや類似品について調べました、
12万~32万円のUSMハラーに似ているデザインを手の届く価格で購入できるのは魅力的だと思います。
類似品とはいえ、デザイン性が高く、高級感があるのでインテリアが素敵になりました。
ぜひ参考にしてみてください。
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