柳宗理によりデザインされ、1956年に発表されたバタフライスツール。
羽を広げた蝶のような美しいフォルムが特徴で、ルーブル美術館やニューヨーク近代美術館など、世界の美術館でコレクションされているジャパニーズデザインのアイコン的なスツールです。
美しい佇まいは、ただ置いてあるだけでインテリアのアクセントとなり、サイドテーブルや植物を置くスペースなど様々なシーンで活用でき、購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、一脚約6万円と、スツールとしては高額。
そこで本記事では、値段を抑えたリプロダクトを違いを比較しながらご紹介していきます。
リプロダクトとは、デザイナーズ製品を本来のメーカー以外がオリジナルをベースに生産した製品。生産・流通コストを抑えることで魅力的なデザインを多くの人が気軽に楽しむことが存在価値となっています。
天童木工のバタフライスツールについて
高い成形合板技術を主力とする、山形県天童市に本社を置く「天童木工」のものが正規品です。
- サイズ
- 幅42.5cm
- 奥行31cm
- 高さ38.7cm
- 座面高:34cm
- 重量
- 2.2kg
- 素材
- メープル板目成型合板(クリアウレタン樹脂塗装)、またはローズウッド板目成型合板(着色ウレタン樹脂塗装)
- 真鍮メッキ
- 価格
- 57,200円
木材、仕上げ、強度、美しさなどの細部はリプロダクトには表現できない魅力があります。
天童木工バタフライスツールはこちらバタフライスツールの類似品やおすすめリプロダクト2選
バタフライスツールの類似品やおすすめリプロダクトをご紹介していきます。
monozu Butterefly
amazonで販売されている、monozuのButterefly。
- サイズ
- カラーにより異なる
- 素材
- 成型合板
- 天然木ローズウッド突板、北米産メープル突板、ポリカーボネート
- ステンレススチール
- カラー・素材
- 全8色
- 価格
- 9,980円~
カラー・素材が全8種類あるのが魅力。
正規品にはない、オークやブラウンなどインテリアに馴染みやすいカラーがあるのも嬉しいポイントです。
また、ポリカーボネートを使用した、味の違うバタフライスツールもラインナップされています。
木材は、天然木を薄くスライスした板を張り付けているので木目の美しさも際立ちます。
注意点としては、サイズがカラー・素材により異なること。
様々なカラーから選択したい方におすすめです。
Wing Stool
楽天で販売されている、Wing Stool。
- サイズ
- 幅44.5cm
- 奥行30cm
- 高さ39cm
- 座面高:35.5cm
- 重量
- 2.4kg
- 素材
- 成型合板
- 天然木ローズウッド突板 /北米産ウォールナット(クルミ)突板/デンマーク産ビーチ(ブナ)突板
- 表面仕上げ:ウレタン樹脂塗装
- ステンレススチール
- 価格
- 21,780円
正規品と同じローズウッドからウォールナット、ビーチ材まで、天然木が使用されているのが魅力のプロダクト。
サイズも、正規品とほとんど同じです。
ローズウッドなどの天然木のリプロダクトをお求めの方におすすめです。
【まとめ】バタフライスツールの類似品やおすすめリプロダクト
今回は、天童木工のバタフライスツールの値段を抑えたリプロダクトを違いを比較しながらご紹介しました。
正規品と細部は違えど、約6万円するバタフライスツールのデザインを手の届く価格で購入できるのは魅力的だと思いました。
ぜひ参考にしてみてください。
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